シャム猫の整った容姿と時折甘えてくる性格がたまらない!実際に飼ってみたいけど僕でも飼えるのかな?シャム猫の性格や飼い方なんか知りたいなあ。。
こういった疑問にお答えします。
本記事ではシャム猫の特徴や性格、実際に飼ったときのお手入れのやり方などの飼育法を解説していきます。
気品あふれる容姿などから昔は貴族しか飼うことのできなかった猫として知られているシャム猫。今回はそんなシャム猫がどういった猫なのか、詳しく紹介していきます。
この記事でわかること
- シャム猫の特徴・性格
- 寿命・かかりやすい病気
- 飼い方
- お手入れのやり方
これからシャム猫を飼おうと思っている人や飼い始めたばかりの人に参考にしてもらえます。
それでは本文に参りましょう。
シャム猫ってどんな猫?
歴史
シャム猫のはっきりとした起源は今も詳しくは分かっていません。18世紀のタイで「Tamra Maew」という詩集に記録されていたことは分かっています。
シャム猫が知られるようになったのは、1878年頃にタイの首都バンコクに赴任していたアメリカ領事から当時のアメリカ大統領に送られたのが初めだとされています。
その後、同じくバンコクに赴任していたイギリスの役人が帰国する際にシャム猫を持ち帰り、イギリスの愛猫家の間で人気になり繁殖が始まり様々な国に輸出するようになった。
日本に入ってきたのは、約100年近く前の明治中期ごろだとされており、純血統の猫として知られています。
名前の由来
シャムの名前の由来は、タイ国の昔の国名(シャム)から来ています。ただ、その名前で呼んでいるのは日本だけで海外では「サイアミーズ」と呼ばれています。
シャム猫の特徴
容姿
シャム猫は、大きな耳にくさび型の輪郭・V時のラインの小顔が特徴です。綺麗なサファイヤブルーの瞳が特徴的で、これはメラニ色素がないため青い瞳をしており成猫になってもこの綺麗な青色の瞳になっています。
体格は細身で長い四肢が特徴で「オリエンタルタイプ」になっています。標準体重が2.5〜5kgとされております。また、オスは3〜4kg、メスが2〜4kgとされています。
今人気なのは「エクストリーム」と呼ばれるスレンダーなシャム猫です。全体的に細身で佇まいがとても美しいと言われています。
被毛・毛色
シャム猫の被毛は、短毛でシングルコートで光沢感があり抜け毛も少ないのが特徴です。
毛色の主な色が白で他の末端部分の色が違うポイントカラーになっています。シャムはこのポイントカラーが4種類あり、「シールポイント(ブラック)」「チョコレートポイント(ブラウン)」「ブルーポイント(ブルー)」「ライラックポイント(グレー)」などがあります。
また、どのポイントの種類も中心部がホワイトカラーで、顔・四肢・尻尾・耳などの末端部分だけが先ほどのカラーになっています。
歳を重ねる、特に10歳以降になってくるとポイントの部分がより一層黒になってきます。
寿命
シャム猫の平均寿命が10〜13歳となっています。
一般的な猫の寿命が15歳前後なので少し短いかも知れません。なので、日ごろから健康管理を怠らずに長生きさせてあげましょう。
かかりやすい病気
シャム猫がかかりやすい病気は下記の通りです。
- 糖尿病
- 肝不全
- 眼球振盪
- 慢性腎不全
- 先天性難聴
- 角膜黒色壊死傷
- 進行性網膜萎縮性
- 進行性網膜変性症
シャム猫は比較的病気になりやいすい猫なので日ごろの健康管理が重要になってきます。体にいい食事、ブラッシングでケアなどしてあげましょう。
シャム猫の性格
性格
- 好奇心旺盛で活発的
- 警戒心が強い
- 甘えん坊
- わがままで気難しい
- 知的で賢い
好奇心旺盛で活発的
もともと運動量が多いシャム猫はとっても活発に遊んだり、走り回ったりということがとても好きな猫です。また、好奇心旺盛で冒険心も高くいろんなところに登ったりということがあるので注意してください。
警戒心が強い
一般的の猫に比べ警戒心が強い猫です。なので、初めて会う人には警戒して近いてはくれないでしょう。ただ、時間をかけて接してあげれば心を許してくれます。
甘えん坊
警戒心がとても強い猫ですが、自分に害を与えないと確信するととても甘えん坊な性格ににあります。なつくと犬っぽい性格になると言われているほどで、飼い主が何処か行くと後ろからついてきたりといったことがります。
わがままで気難しい
シャム猫は自己中心的でわがままな一面を持っています。自分の思い通りにならないと飼い主から距離をとったり、しつけをしようとしても無視するなど気難しい性格です。ただ、根気強く愛情を持って接してあげればちゃんと答えてくれます。
知的で賢い
シャム猫は猫の中でも賢い部類なのでしつけはすぐに覚えてくれます。ただ、先ほどいった通り気難しい一面があるのでしつけをするまでが少し大変かもしれません。ただ、それさえなんとかすれば犬のように芸や投げたボールを持ってきたりと様々なことができます。
オスとメスで性格が違うので?
シャム猫はオスとメスで性格が多少違ってきます。
オスは「甘えん坊」「好奇心旺盛」「活発的」といった性格の子が多いです。なので、猫とスキンシップを取りたいという人におすすめです。
メスは「賢い」「警戒心が強い」「自己主張が激しい」といった性格の子が多いです。なので、あまり時間がなく一人でも大丈夫な猫がいい人にはおすすめです。
シャム猫の値段
値段
シャムのことが分かってきて実際に飼いたいと思ったら値段が気になりますよね。
シャムの価格の相場は、
約10万~20万円とされています。(平均価格14万円)
しかし、容姿や毛色、血統といったことから値段が大きく変動してきます。
購入場所
シャム猫の購入場所は、
- ペットショップ
- ブリーダー
- 保護施設
などがあげられます。
容姿などがいい子を選びたいのであればブリーダーの下で購入することをお勧めます。しかし、価格が一般的よりは上がってしまうことがあるので注意!
特に決まっていな場合は、残りの2か所から選んでも問題ありません。
ブリーダーのことを詳しく知りたい方は下記で紹介しています↓↓
シャム猫の飼い方・お手入れの仕方
飼い方のポイント
寒さ対策が必要
シャム猫は暑さには強いですが寒さにはとても弱い猫です。
なので、冬の時期には寒さ対策が必要になってきます。その対策として下記のことをやってあげるとをおすすめします。
- 暖房で室内温度を一定にする。
- 猫用湯たんぽ
- ベットなどにタオルケットを置いてあげる。
一番は暖房を使って室内温度を一定に保ってあげることがいいのですが、電気代の問題や家をよく開けてずっとつけていられないという人は湯たんぽやタオルケットを用意してあげましょう。
いっぱい遊んであげよう
上記でもいった通りシャム猫はもともとの運動量が多いので普段から活発に動きます。
なので、普段からボールやおもちゃで遊んであげましょう。もし、遊んであげる時間がないという人は一人でも遊べるようにキャットタワーなどを用意してあげる取るといいでしょう。
運動をさせてあげないと、運動不足になり肥満や病気かかってしまう恐れがあるので注意してください。
しつけが重要
シャム猫は知的で賢いためしつけはすぐ覚えてくれます。ただ、わがままで気難しい一面もあって一筋縄ではいきません。
なので、日ごろからスキンシップをしっかりしてあげましょう。しつけは飼い主と猫との信頼関係があってことそできることなので猫が心を開いてくれるまで根気強く付き合ってあげることが重要です。
しつけを適当にやってしまうと成猫になった時にわがままになたり、悪戯をされたりと大変なことになってしまいます。また、成猫からのしつけはとても大変なので小さいうちからコツコツとしつけをしてあげましょう。
お手入れのやり方
ブラッシング
シャム猫の被毛を綺麗に保つためにも日ごろからブラッシングをしてあげましょう。
ただ、シャム猫は短毛でシングルコートなため抜け毛は少ない方です。なので、ブラッシングを毎日やってあげる時間がないという人は最低週1回でも大丈夫です。
ただ、年に2回ある換毛期の時はいつも異常に抜け毛ををしてしまうのでできるだけ毎日のブラッシングをしてあげましょう。
この時期にブラッシングを怠ってしまうと、猫が自分で毛を舐めとってしまい最悪喉などにつまらせてしまうことがります。そうなると、下痢や嘔吐、胃腸のトラブルに繋がってしまうので十分注意してください。
ブラッシングは毛並みを整えるだけでなく、日々の健康管理やスキンシップにもなるので積極的にやってあげましょう。
ブラッシングのやり方は下記で紹介しています↓↓
シャンプー
短毛種のシャム猫は年に2〜3回程度でシャンプーをしてあげましょう。
換毛期の時期に合わせてシャンプーをやってあげるのが一番おすすめです。ブラッシングだけでは完全に毛を取り切ることができないのでシャンプーを一緒にしてあげましょう。
また、シャンプーをしてあげることでフケや皮膚病の予防にもなるので積極的にやってあげましょう。ただ、やり過ぎてしまうと毛の脂を取り過ぎてしまい逆効果になってしまうので注意してください。
シャンプーのやり方は下記で紹介していうます↓↓
まとめ
今回はシャム猫の特徴や性格、実際に飼う時の値段や飼い方などを解説してきました。
シャム猫は知的で賢いためしつけもしやすく比較的初心者の人でも飼いやすい猫になっています。ただ、わがままで頑固な一面を持っているので、慣れてくれるまでは根気強く付き合ってあげる必要があります。
ただ、慣れるととても甘えん坊な性格になりしっかり言うことも聞いてくれるのでしつけもすぐに覚えてくれます。うまくいけば芸やボールを持ってきたりと言うこともしてくれます。
飼う時のポイントは、寒さ対策と運動をさせてあげることです。
シャム猫は寒いのが苦手なので室内の温度を常に一定に保つために暖房をつけてあげましょう。それができないと言う人は、猫ようの湯たんぽやタオルケットを用意してあげましょう。
運動は猫が運動不足にならないために日ごろから遊んであげましょう。ただ、時間がないと言う場合は一人で遊べるようにキャットタワーなどを用意してあげましょう。運動不足は肥満や病気の原因になってしまうので注意してください!
お手入れは毎日のブラッシングと換毛期の時のシャンプーをしてあげましょう。微雨ラッシングは最低で週一回、シャンプーは多くて年に2〜3回を心がけると良いでしょう。
それでは今回はこのへんで。
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