シャンプーをしてあげようと思っているんだけど、そもそもシャンプーって必要なの?どのくらいの頻度でやればいいの?シャンプーのやり方を知っておきたいな。
こういった疑問にお答えします。
本記事では、猫にシャンプーは必要なのかとその頻度、実際のシャンプーのやり方を解説していきます。
猫を飼い始めて数か月がたつと、少し汚れや体臭などが目立ってきて洗ってあげなきゃって思う飼い主さんが多いと思います。実は、そんなに必要はないんです。
本記事で分かること
- 必要性
- 頻度と理由
- シャンプーのやり方
- 毎日のケアのやり方
猫を飼い始めたばかりで「シャンプーをした方がいいの?」「どのくらいの頻度でやればいいの?」「シャンプーのやり方がわからい!」という人に参考になります。
それでは本文に参りましょう🐈
猫にシャンプーって必要?
シャンプーの必要性
第一猫にシャンプーが必要かどうか皆さん気になりますよね。
結論から言うと、必要ありません。
なぜなら、猫は基本的にグルーミングをして自分の毛並みを綺麗に保っています。また、もともとが待ち伏せ型の狩りをしていた動物なので、体臭自体もそんなにありません。
じゃあなんで猫をシャンプーしている人がいるの?
それは、その家の猫の飼い方と猫種が関係しています。
まず猫の飼い方というのが、家と外を自由に行き来できるよう放し飼いにしている家庭です。こういったそのに頻繁に出入りしている猫は、外気にさらされ毛にごみやほこりといったものが付着していることと外を歩いているので足に泥や砂などがこびりついています。
そういった場合に、その汚れをきれいに落とすために定期的なシャンプーが必要になってくるのです。
次に猫種によってシャンプーが必要になってくるということです。
なぜなら、短毛種なら普段のブラッシングや自身で行うグルーミングだけで十分清潔に保つことが可能なのでシャンプーは必要ありません。しかし、長毛種はブラッシングとグルーミングだけではどうしても毛の量が多くて汚れを取り切ることができません。こういった理由でシャンプーが必要になってきます。
ただ、換毛期の時期は猫種関係なくシャンプーをしてあげることをおすすめします。
なぜなら、換毛期の時期になるといつも以上の毛が抜けてしまうためです。短毛種の猫なら、普段のシャンプーは必要ありませんがいつも以上に毛が抜けてしまうのでブラッシングとグルーミングだけでは足りない場合があります。そんなときは、シャンプーをしてあげてもいいかもしれません。中にはグルーミングが苦手な子もいるのでそういった子は時に必要になってきます。
他にも、排泄物をよく踏んでしまう子やなに頭の原因で汚れてしまったというときにシャンプーするといいでしょう。
シャンプーの頻度
シャンプーの頻度は上記で言った通り飼っている環境と猫種によって変わってきます。
短毛種であれば、毎日のブラッシングとセルフグルーミングで十分清潔感を保つことができるので基本シャンプーは必要はありませんが年に1~2程度で十分です。
また、長毛種の場合はブラッシングとセルフグルーミングではお手入れが行き届かないのず、汚れや抜け毛が多いので多くて月に1~2回を目安にやってあげるとよいでしょう。
シャンプーのタイミングは?
大まかなシャンプーのタイミングは、換毛期の時期とみて汚れが目立つようになった時が目安です。
汚れが目立つ時というのが、普段から外に出ている子や自分でグルーミングをしない子などが特に汚れが目立ちやすいのでそういった時にシャンプーして上げましょう。
ただ、自分でグルーミングをしない子は体調が悪い時のサインの場合があります。特に老猫や重度の肥満の猫はグルーミングをしないことがあるのでよく注意してください。
ただ、シャンプーをしすぎると毛の油分が抜けてぱさぱさになったり、皮膚病にかかってしまう可能性があるので注意!
シャンプーのやり方
シャンプーの必要性と頻度は理解したから、今度は実際にシャンプーをする時のやり方を知りたい!
それでは次はシャンプーに必要なもの一通りのやり方を解説していきますシャンプーに必要なもの
準備するもの
まず、シャンプーをする前に以下のものを用意してください。
- 猫用シャンプー・リンス
- 洗面器
- 泡立てネット
- タオル
- ドライヤー
他にも、シャンプーハットやスポンジ、キッチンタオルなんかもあると便利です。
どんな猫用シャンプーを使ったらいいかわからないという人は下記で紹介してきます↓↓
シャンプーの手順
猫は水が嫌いな動物なので素早くってあげるのが一番のポイントです。なので、しっかり手順を覚えて少しでも猫にストレスを与えないようにしてあげましょう。
手順は以下の通りです。
- ブラッシング
- 1回目のシャンプー
- 2回目のシャンプー(短毛種は1回でOK)
- 最後にコンディショナー
- ドライヤーとブラッシング
1.ブラッシング
まずはシャンプーをする前にブラッシングをしてあげます。なぜかというと、毛のもつれや毛玉をほぐすために行います。水を含むとひどい状態になってしまい時間が寄りかかってしまうためでです。
ブラッシングのやり方下記で紹介しています。
2.1回目のシャンプー
ブラッシングをしたら実際に洗っていきます。まず、洗面器に適量のシャンプーとお湯を入れよくかき混ぜます。泡立てネットでよく泡立てましょう。
①そうしたら猫を実際に濡らします。濡らすときのお湯の温度は37度前後の人肌を目安にしてください。この時、しっかり被毛の根元までしっかり濡らすのがポイントです。
(ポイント)シャワーで濡らす際は、ノズルを猫から遠ざけるかタオルなどで巻き勢いをなくすなどの工夫をしてあげるとストレスを軽減できます。
②十分に濡れたら、先ほど作っておいたシャンプーを胴体→四肢→しっぽ→顔の順番で丁寧に洗っていきましょう。皮膚をマッサージするように洗うのがポイントです。
(補足)猫は四肢やしっぽに触られるのが嫌いのなので時間をかけないように素早く行いましょう。時間がかかる場合は胴体→四肢→胴体と交互に細かくやるといいでしょう。
(補足2)顔や目の周りを洗うときはシャンプーが目に入らないようにすすぎの直前に行いましょう。
③全体を綺麗に洗うことができたらすすいでいきます。最初は顔回りから順番に洗い流していきましょう。この時、目や耳に入らないように十分に注意しながら洗いましょう。
3.2回目のシャンプー
長毛種は1度で汚れや抜け毛が落ちない場合があるので上記の工程をもう一度やってあげましょう。
ただ、短毛種などは1度のシャンプーで十分汚れが落ちるで2回目のシャンプーはやらなくても大丈夫です。
最後にコンディショナー
シャンプー同様に洗面器にコンディショナーとお湯を入れて、コンディショナーが全体になじむようにしっかりお湯と混ぜ合わせましょう。
①コンディショナーができたらシャンプーと同じ手順で猫の全体になじませるように洗っていきます。
②全体になじんだらシャワーで洗い流していきますが、地肌からしっかり洗い流すように心がけましょう。もし、シャンプーやコンディショナーが残っていると皮膚トラブルの原因になってしまうので十分に注意してください。また、乾かしたときに猫がなめとってしま危険があるので注意!
③全体を綺麗に洗い流せたらタオルで水分をしっかりとっていきましょう。
(ポイント)この時に水分が多く残ってしまうとドライヤーをする時に時間がかかってしまい猫にストレスを与えてしまうのでよくふき取ってあげましょう。
ドライヤーとブラッシング
①タオルで十分水分をとったらドライヤーで乾かしていきます。片手ドライヤーを持ちもう片方の手で猫を固定して上げましょう。
(ポイント)ドライヤーで乾かすときは被毛の根元に残っている水分に風が当たるように、寝ている毛を起こすように風を当ててあげましょう。
(補足)この時一点を集中的に充ててしまうと火傷になってしまうので十分注意してください。なので、風が厚すぎないかよく確認しながらやってください
。
②最後にブラッシングをして毛並みを整えて終了です。
ドライヤーは人間のものだと刺激が強すぎるので必ず猫用のものにしましょう。
シャンプーを嫌がる猫の対策法は下記で紹介しています↓↓
まとめ
今回は、猫のシャンプーの必要性と頻度、シャンプーのやり方について説明してきました。
猫は、セルフグルーミングや普段ぼブラッシングで十分に清潔なのでシャンプーはあまり必要ではありません。
しかし、猫種や生活環境に応じて必要になるときもあります。なので、自分が飼っている猫や飼っている環境がどうかよく考えてみてください。ただ、換毛期などのけよく抜ける時期やセルフグルーミングができない猫は必ずシャンプーをしてあげましょう。
シャンプーをする時も上記で説明した手順で行えば問題なく行えます。ただ、所々で説明したポイントや補足だけは十分に気負つけてシャンプーをしてあげましょう。
それでは今回はこの辺で。
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