メインクーンって大きくて毛がモフモフでとってもかわいい! 実際に飼ってみたいけど私でも飼えるのかな?性格とか飼い方とか知りたいな。
こういった疑問にお答えします。
本記事では、メインクーンの特徴や性格、実際に飼った時の値段や飼い方を解説します。
メインクーンは、大きい体にモフモフな毛並みが特徴の猫で、性格も温厚でなつきやすいことから今とても人気のある猫です。
この記事を読むと以下のことが理解できます。
- メインクーンの特徴や性格
- 値段・購入場所
- 飼い方
- お手入れの仕方
これからメインクーンを飼おうと思っている人や飼い始めて間もない人に参考にしてもらえます。
それでは本文に参りましょう🐈
メインクーンってどんな猫?
メインクーンの歴史
メインクーンは、北アメリカの中でも最も古い猫とされています。起源は諸説ありますが、ヨーロッパの長毛種の猫とアメリカの短毛種の猫が交配して誕生したという説があります。
メインクーンの祖先は、アメリカで誕生してから1600年代ごろからワーキングキャットとしてネズミ捕りをさせるために飼われていました。
その後は、1895年にキャットショーで最高賞を受賞してから広く知られるようになりましたが、人気は当時のペルシャに取られてそこまでの話題にはなりませんでした。
しかし、1950年ごろにメインクーンの愛好家たちがメインクーの専門クラブ(MCBFA)を立ち上げたことから徐々に人気が出てきました。
現在では、大柄でモフモフとした見た目が愛らしいことから当時よりより人気の出る猫になりました。
名前の由来
メインクーンの名前の由来は、アメリカのメイン州の「メイン」とアライグマを意味する「クーン」から来ているとされています。
メインクーンの特徴・性格
メインクーンの特徴
体格
メインクーンの特徴といえば、何といっても大きい体です。とても筋肉質な体で体型が「ロング&サブスタンシャルタイプ」です。
また、ギネスブックに載るほどの大きさで、最大で体長は100cmになり、体重はオスだと6~8kg、メスで4~6kgなるといわれています。そこから、「穏やかなる巨人(ジェントル・ジャイアント)」と呼ばれているる裕がわかると思います。
他の特徴だと、ジェントルカーブと呼ばれる鼻筋にある緩やかな窪みがメインクーンの特徴で、よく間違われるノルウェージャンフォレストキャットとの見分けるポイントです。
被毛・毛色
メインクーンの被毛は、長毛のダブルコートになっています。 オーバーコート(外界から皮膚を守る役割)とアンダーコート(体温調節の役割)のダブルコートになっており、そこからあの柔らかく滑らかな毛質が生まれています。
また、首回りから胸と腹部に伸びる毛はライオンのたてがみのような美しい飾り毛が特徴的です。
被毛のカラー
- ホワイト
- ブラック
- クリーム
- レッド
- ブルー
被毛のパターン
- タビー
- ソリット
- パーティーカラー
- シルバー&ゴールド
- キャリコ&バイカラー
- タビー&ホワイト
- スモーク&シェーディッド
上記のものがメインクーンで認められた被毛のカラーとパターンになります。
被毛のカラーやパターンだけでもとてもたくさんの組み合わせがあるので自分の好みに合った一匹を探してみてください。
メインクーンの性格
メインクーンを含め、猫を飼うときはその猫種がどんな性格か知っておく必要があります。自分の性格や環境に合った猫を選んであげることをお勧めします。それではメインクーの性格を一つずつ紹介していきます。
温厚で人懐っこい
メインクーンは、とても温厚で人懐っこくおとなしい性格です。なので、普段家中を走り回ったりということはせず賃貸での飼育に向いています。
また、子供やほかの動物に対しても温厚な性格なので小さい子供や先住猫などがいる場合でも問題なく一緒に過ごすことができます。
ツンデレ
メインクーンの性格の一番特徴的なのがツンデレなところです。猫特有のツンデレな性格が色濃く出ている猫種で、懐いてくれたと思って近づくとそっけない態度をとったりと少し大変かもしれません。
また、甘えるのも好きで近寄ってきますが、嬉しさで抱き上げたりということはあまり好きではないのでやめておきましょう。
オスとメスで性格が違う
メインクーンはオスとメス、性別で性格が少し異なっるのも特徴ですね。
オスのメインクーンは、比較的甘えん坊の性格の子が多く、飼い主の後を四六時中追いかけたり、誰とでもフレンドリーに遊んでくれます。なので、猫と遊んだり長い時間くっついていたい人には男の子がおすすめです。
逆にメスは、独立心が高くあまりべたべたされることが好きではありません。人懐っこい性格ではあるのですがオスに比べると一人でいるのが好きな方です。なので、あまり時間がなくてかまってあげられないという人におすすめします。
メインクーンの値段
値段
メインクーンのことが分かってきて実際に飼いたいと思ったら値段が気になりますよね。
メインクーンの価格の相場は、
約20万~30万とされています。(平均価格25万円)
しかし、容姿や毛色、血統といったことから値段が大きく変動してきます。
購入場所
メインクーンの購入場所は、
- ペットショップ
- ブリーダー
- 保護施設
などがあげられます。
容姿などがいい子を選びたいのであればブリーダーの下で購入することをお勧めます。しかし、価格が一般的よりは上がってしまうことがあるので注意!
特に決まっていな場合は、残りの2か所から選んでも問題ありません。
ブリーダーのことを詳しく知りたい方は下記で紹介しています↓↓
メインクーンのお手入れのやり方・飼い方
飼い方
食事
一般的な猫が成猫になるのは1歳前後だとされていますが、メインクーンは成猫になるまで2~4歳だとされています。
なので、成長期の期間はとても大切な時期になります。そのため、このころに健康管理を怠ってしまうと猫の成長に差し支えてしまいます。
この時期の食事は、高タンパクで高カロリーの食事を中心に上げるようにしましょう。また、上げる際も何回かに小分けにしてあげると肥満の対策にもなります。食事の量も他の猫に比べとても多いので肥満にならないように食事コントロールをしっかり行ってください。
運動
メインクーンは、体が大きいため運動量もそれに比例してきます。もともとネズミ捕りのワーキングキャットとして活躍していたメインクーンは遊ぶことが大好きなのでおもちゃを使っていっぱい運動させてあげましょう。
また、成長期間が長いためその期間に運動をおろそかにしてしまうと、運動不足でストレスや肥満になってしまう可能性があるので、できるだけ毎日運動させてあげましょう。
しつけ
メインクーンは、とても知能が高い猫なので小さき頃からしっかりしつけをしてあげると苦労なくすぐに何でも覚えてくれます。
ただ、メインクーンは「飼い主を飼うペット」と呼ばれるほど気まぐれで頑固な猫でもあるので、小さいころにしつけを怠り甘やかしていると猫に自分の方が上だと思われてしまいます。
そうするとしつけをするのにも一苦労なので小さいころからコツコツとしつけをしてあげましょう。
お手入れの仕方
被毛のお手入れ
メインクーンは長毛種なので毎日のブラッシングが必要になってきます。
ダブルコートで他の猫より普段の抜け毛が多い猫種なのでブラッシングは必須になります。ただ、毎日が厳しいという人もいるので最低でも週に2~3回はやってあげてください。
ただ、換毛期にはいつも以上に抜け毛をしてしまうので毎日のブラッシングをしてあげる必要があります。
この時期にブラッシングを怠ってしまうと、猫人で毛づくろいをしてしまい毛の量が多いとのどに詰まらせてしまう恐れがあります。そうすると、下痢や嘔吐といった原因につながるので注意してください。
ブラッシングには、猫の健康を調べるための大切なお手入れです。それだけでなく、ふけや皮膚病の予防効果にもつながるため毎日の健康管理の一環として毎日のブラッシングをオススメします。
ブラッシングの仕方は下記で紹介しています↓↓
まとめ
今回はメインクーンの特徴や性格、実際に飼うときの値段や飼い方を解説してきました。
メインクーンはとても大きな体とモフモフな被毛が特徴な猫です。なので、お世話はもそれと比例して大変になります。食事の管理や運動、被毛のお手入れも必要になってきます。
メインクーンは、他の猫と違い成猫になるのが2~4歳だといわれています。そのため、成長期も長く、その時期の食事管理をしっかりして上げなくてはなありません。また、こうカロリーの食事を与えるため運動も必要になってきます。
運動を怠ってしまうと、運動不足で肥満やストレスの原因人あってしまうので注意してください。
被毛のお手入れは、毎日のブラッシングが必要です。また、換毛期にはさらに念入りにしてあげましょう。この時期にブラッシングを怠ってしまうと下痢や嘔吐の原因になってしまうので注意!
メインクーンはとても温厚で人懐っこい性格です。なので、初めて猫を飼う人や既にほかの動物、小さな子供がいる家庭でも問題なく帰るのでお勧めです。
ただ、メインクーンはオスとメスで性格が少し異なるので自分の性格や環境に合わせて選んでみてください。
それでは今回はこの辺で。
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