一人暮らしを始めてからとても寂しい。。だから猫を飼いたいんだけど、一人暮らしでも飼えるの?一人暮らしで飼うための条件とか費用とか知りたいな。実際に飼った時の飼育方法も気になる。
こういった疑問にお答えします。
本記事では、一人暮らしでも猫を飼うための条件や費用、実際に飼った時の飼い方やお世話のやり方を解説していきます。
一人ぐらいの寂しさからペットを飼いたいという人が多く増えてきました。家に帰ってきたときお出迎えをしてくれる猫を想像しただけで癒されますよね。
ただ、一人暮らしで猫を飼おうとすると様々な条件やデメリットといったことが多くあります。猫を飼うにもしっかりとした環境も必要になってきます。
この記事を読んでもらうと、一人暮らしでも猫を飼うための条件やメリット・デメリット、実際に飼うための必要な費用などを知ることができます。
なので、これから猫を飼おうと思っている人に参考になると思います!
それでは、本文に参りましょう🐈
第一に一人暮らしでも猫は飼えるの?
今の自分の状況を把握しよう
猫を一人で飼うために一番最初に考えなければいけないのは今の自分の状況です。今の自分の生活状況を見て本当に猫は飼えるのか考えてみてください。
猫を飼い始めれば、今まで自分中心の生活を猫中心の生活に変えなければいけません。また、猫を飼うのには多くの費用と時間が必要になってきます。そんな状況で自分は大丈夫なのか考えてみましょう。
金銭面
とてもリアルな話になりますが、猫も生き物なので養っていくには費用が掛かってきます。
そのため、一人暮らしの場合は自分一人ですべて負担しなければなりません。自分の普段の費用に加え、猫を飼うとなるとその費用も上乗せされます。
もし、自分の生活費用を払っていくので精一杯だというときに猫を飼うのは少し厳しいかもしれません。
なので、猫を飼う場合は自分の生活に余裕があり、そこに猫の費用を加えても大丈夫だというときに飼うことをお勧めします。
現在住んでいる住居
ペットを飼うためにはペット可の物件でなければなりません。
そのため、今自分が住んでいる住居がペット可なのかを考えてみましょう。ただ、一人暮らしでペット可の賃貸に住んでいる人はごく少ないと思います。
なので、これから猫を飼うという場合はペット可の住居に引っ越さなければばりません。その場合、猫を飼うための費用に加え引っ越し費用も掛かってきます。
こういったことを踏まえて、今猫を飼うために引っ越しはできるのかどうかも考えなければなりません。
仕事の関係
普段仕事などで多くの時間家に入れないという人には猫を飼うことはお勧めできません。
なぜかというと、猫も生き物なので食事や遊ぶ時間も必要になってきます。ただ、犬と違い散歩やしつけなどに多くの時間をかけるわけではありません。また、猫は自由気ままな生き物なので頻繁にかまう必要もありません。
しかし、猫にもかまってほしい時や食事をきちんと上げる必要があります。こういったことを怠ってしまうとストレスで体調を崩したり抜け毛をしたりといったことがあります。
そのため、仕事などで家を多く開ける人はどうしても時間とれず猫にも負担を与えてしまうことがあるので一人暮らしの場合はあまりお勧めできません。
猫を飼うための最低条件
今自分が猫を飼える状況にあるかどうか把握できましたか?ただ、上記のことをすべてできていなくても実際に飼うことのできている家庭もいます。
しかし、それができているのはごく少数の人たちです。
ただ、どうしても自分も猫を飼いたいという人は上記に加え、一人暮らしで猫を飼うための最低条件も知識に入れておきましょう。
ペット可の物件
先ほど上記で述べたようにペットを飼うためにはペット可の賃貸でなければなりません。ただ、ペット可の物件は約全体の13%だとされています。また、条件をいい物件にすると家賃も高いので金銭面に余裕がないと少し厳しいかもしれません。
また、ペット可のぶっけを選ぶとき気を付けなければいけないのが下記の通りです。
- 高層階でないこと
- 浴室に窓や換気機能があること
- 新居でないこと
- 近所に動物病院があること
- 近所にペットショップや猫グッツ(餌、トイレ(砂))がある場所
留守番のできる環境・しつけをしよう
一人暮らしで時間がないのは分かりますが最低限留守番のしつけはしなければなりません。これは、家の中を汚させないだけでなく猫の身を守るためでもあります。また、猫を留守番で一人にさせても大丈夫なように環境も整えてあげましょう。万が一危ないものに触れたりかみついたりしたら危ないのでしっかりしつけはしましょう。
猫の留守番を詳しく知りたい方は下記で紹介しています↓↓
一人暮らしで時間がないのは分かりますが最低限留守番のしつけはしなければなりません。これは、家の中を汚させないだけでなく犬の身を守るためでもあります。万が一危ないものに触れたりかみついたりしたら危ないのでしっかりしつけはしましょう。なので、そのためのしつけはしっかりしましょう。
もしもの場合の受け入れ先を用意しておく
これはもし万が一に自分が事故や病気で家を空けてしまったり、仕事の都合で長期間家を空けなければいけないというときに猫を家で一人にしておくわけにはいません。そのため、一時的でも受け入れ先を必ず用意しておく必要があります。
その場合、ペットホテルなんかを使うという手もあります。
最低限この3つを飼う前、飼い始めた後に必ず行ってください。
猫を飼うのメリット・デメリット
猫を飼うのにメリットやデメリット考えるのは少しおかしいかもしれませんが、猫を飼うにあたり得られるものと我慢しなければいけないことがあるのは事実です。
なので、メリット・デメリットは何か、自分はその状況を受け入れることができるのかどうかをしっかり考えてください。
メリット
- 癒し効果が期待できる
- 家に帰っても寂しくない
- 猫のことでつながりができる
- 明るい気持ちになる
- 散歩がいらない
などがあげられます。
正直メリットといっても個人の自己満足や精神的安息といったものが多いかもしれませんが猫を飼うことで得られることです。
仕事帰りで疲れて暗い気持でもかえっても猫がいやしてくれるおかげで明るく過ごせるといった声が多く耳に入ります。
また、犬と違い散歩や過度にかまったりということが必要ないので忙しくてそんなにかまうことができないという人にはお勧めかもしれません。
デメリット
- 猫の健康管理
- トイレの始末
- 壁やフローリング、家具を傷つける
- 毎月の費用が掛かる
- 夜行性で夜うるさい
- 長期外出ができない
- ペット可の物件にしなければならない
などがあげられます。
見た通りメリットよりデメリットの方が多いですよね。命を養うということはそれだけ大変だということです。一人暮らしで飼うとなると複数人の家庭で飼うより縛りが多くなってきます。
なので、これらのデメリットがあってもかまわない、精神的の癒しの方が大事だという人は一人暮らしでも猫を飼うのは問題ないと思います。
猫を飼うための費用
猫を飼うためには様々なものが必要になってきます。 猫を飼い始めに用意するものや毎月かかる費用などをしっかり把握しておく必要があります。
猫を飼うのにかかる費用
猫を飼い始めるには様々なものが必要にって来ます。そこで飼い始める前に最低限要しなければいけないのが下記の通りです。
- キャットフード (月/1000~3000円)
- 餌、水の食器 ( 500~2000円 )
- トイレ ( 1000~5000円 )
- 猫砂 (月/ 1000~3000円 )
- 爪とぎ( 1000~3000円 )
- ケージ ( 5000~30000円 )
- キャリーケース ( 3000~20000円 )
- (ベット) ( 1000~20000円 )
猫を飼い始めるだけでこれだけの量のものが必要になってきます。また、消耗品で毎月買い替えるものなども増えてきます。
そのため、上記で述べた通り金銭的に余裕のある人でないと猫を飼うことができないという意味が分かっていただけたと思います。
また、上記のものに加え最初にかかるワクチンなどの医療費や今後の去勢・避妊手術、定期的にある健康診断などの費用も掛かってきます。
もっと具体的な内容は下記で詳しく紹介しています↓↓
一人暮らしにお勧めな猫種
猫にも様々な猫種が存在し、個々で特徴や性格が異なります。そのため、一人暮らしに合った猫種を選ぶとことをお勧めします。
一人暮らしに合った猫種の特徴として下記のものがあげられます。
- 抜け毛をしない(シングルコート)
- 温厚な性格
- 学習能力が高い
- etc
などがあげられます。
自分の好きな猫種を飼いたいという場合はそれを尊重してもかまいませんが、猫によって活発で好奇心旺盛な子もいるため家の中で大暴れしてしまう可能性があります。
また、抜け毛が多い子だと毎日のお手入れが必須になってきます。そのため、時間があまりとれない人だと猫のお手入れまで手が回らなくなってしまいます。
基本毎日のお手入れが必要になってくるのが長毛種のダブルコートの猫種です。
換毛期に入ると抜け毛がいつも以上に多くなるため、自分で毛づくろいをしてしまい、最悪のどに詰まらせ下痢や嘔吐の原因になってしまうので猫を選ぶときによく考えなければなりません。
ラグドール
ラグドールは、「ぬいぐるみ」という意味する猫で、抱っこされるのが大好きな猫種です。
とても落ち着きのある性格で一人でも騒いだりということが少なく、大きな声で鳴いたりといったこともないのでとても人気な猫種になっています。
ペルシャ
ペルシャは猫の王様とまで呼ばれる知名度と人気がある猫種です。
とても穏やかで落ち着いてる性格から、神経質だったり我が強かったりということがなく家の中でも騒いだりしないので一人暮らしにもおすすめです。
ブリティッシュショートヘア
ブリティッシュショートヘアは、グレー毛色と真ん丸な顔、体つきが特徴です。
見た目とは裏腹に自立心が高く落ち着いた性格なので留守番をさせても心配はありません。鳴き声も静かなので、一人暮らしでも負担になりません。
バリニーズ
ブリティッシュショートヘアは、グレー毛色と真ん丸な顔、体つきが特徴です。
見た目とは裏腹に自立心が高く落ち着いた性格なので留守番をさせても心配はありません。鳴き声も静かなので、一人暮らしでも負担になりません。
このほかにも「マンチカン」「スコティッシュフォールド」などが一人暮らしに人気な猫種になっています。
もし、飼いたい猫種が決まってない場合はこの中から自分に合った猫を見つけてみてもいいかもしれません。 自分の環境や自分の好みに合わせた猫種を選ぶととても楽しい生活になりますよ。
一人で飼うための環境・対策
一人で飼うとなると仕事などの都合で家を空けることが多くなるかと思います。そんな時、猫を一人で家に置いておかなければいけません。その時に、家の中を荒らされたり、猫に危険な思いをさせないためにも安産な環境・対策が必要になってきます。
安全な環境づくりと対策
猫を飼う上で気を付けなければいけないのは主に5つです。
温室の温度管理
猫は体温調節が苦手な生き物なので、夏場は冷房、夏場は暖房をつけて猫に合った室内温度にする必要があります。
猫に快適に過ごせる適温が「20~28℃」、湿度が「50~60%」だとされています。
できるだけ常にこの室温と湿度を保ってあげる必要がります。なので、クーラーなどを使って温度管理をしてあげましょう。
ただ、猫は冷房が苦手な方なのでもし冷房を使う場合は必ずにほかの部屋に逃げれるようにとは開けといてあげましょう。また、冷房を使わない場合は、冷却グッツなどがペットショップで売られているのでそれを使ってもいいかもしれません。
猫は暑さには多少強いとされていますが寒さにはとても弱い動物です。なので、冬の寒さには気を付けなければいけません。対策としては夏と同じですが、プラスでタオルケットや毛布などを用意して上げるといいでしょう。
危険なもの、食べ物をしまう
一人暮らしでは十分に目が届かないので、猫にとって危険なものや口にしてはいけない食べ物などは必ずしまっておくようにしましょう。
テーブルによく上がっているような、食器や花瓶といった割れ物を置いておくと猫が倒して割ってしまう可能性があります。それを踏んでは大変なことになるのでしまっておきましょう。
また、お菓子などの食べ物を置いておくと猫が勝手に食べてしまう可能性があるので食べ物類は引き出しや冷蔵庫などですべてしまい、猫の目の触れない場所に置いておきましょう。
主に猫が食べると有害なものは下記の通りです。
- ハム、ソーセージなどの加工食品
- チョコレート、クッキーなどのお菓子
- 玉ねぎ、ニラ、ネギ、貝類
- 牛乳、チーズ、アイスなどの乳製品
- ドックフード
などがあげられます。
なので、与えたり、置いといたりということは危険なので気をつけましょう。
危険の多い場所には策を置く
一人暮らしだと猫を見守ることが無地かしいと思います。そのため、猫が入ってはいけない場所、入っては困る場所には策を立てておきましょう。
家の中で危険が多いと思われる場所は「キッチン」「玄関」「浴室」の3つがあげられます。
キッチンには、刃物や口にすると猫にとって害になるものなど多くあるのでキッチンの入り口には策を立てて入れないようにしましょう。
玄関は、ドアを開けたときに興奮して外に飛び手てしまう恐れがあります。道路に面している場合事故につながる可能性があるのでリビングから玄関までに柵かフェンスなんかを立てましょう。
浴室は、シャンプーなどの猫に害になるものがあります。それに加え、浴槽に水が溜まっている場合万が一おぼれてしまう問う可能性もあるので、浴室を占めておくか、浴槽にふたをするなどの対策をしてあげましょう。
玄関や窓の施錠
上記でも述べたように、脱走してしまう可能性があるので玄関や窓はしっかり施錠しておく必要があります。
交通事故やほかの動物から攻撃される恐れがあるので絶対家から出さないようにしましょう。また、特に賃貸物件は似たような扉ばかりで犬が自分で変えることができなくなってしまいます。
こういったことを考慮して玄関や窓付近には策やフェンスを立てておきましょう。
コンセント・配線コードの保護
コンセントや配線コードを出した状態にしておくと猫が、興味本位や好奇心でひっかいたりかんだりという恐れがあります。
そうすると、感電などで猫に危険が及んでしまいます。
そのため、コンセント類は猫の見えないところに隠すか、プラス畜せーのカバーをするなどの対策をしておきましょう。
まとめ
今回は、一人暮らしでも猫を飼うための条件や費用・対策について解説してきました。
一人暮らしで猫を飼うには様々な代償を払う必要があります。自分中心の生活から猫中心の生活に飼えないといけないため縛られることも多くなります。
また、猫を飼うために自分の今の状況をしっかり把握する必要があります。猫を飼うためには費用や時間がたくさん掛かります。
なので、今自分が猫を飼える状況で生活を縛られる覚悟もあるという人は猫を飼ってみてもいいかもしれません。とにかくかわいくて癒しになること間違いあるりません!
また、賃貸物件で暮らす場合は周りの住民のことも考えてあまりはしゃがない猫を選ばなければなりません。また、忙しい環境にいる場合はお手入れやお世話が楽な猫を選んであげるとより楽になります。
猫を飼う場合は、上記で記述した通り生活環境の安全かつ快適なものにする必要があります。
そのためにすることや気を付けなければいけないことがいっぱいありますが、それを乗り越えて愛猫と楽しい生活を送ってください。
それでは今回はこの辺で。
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