「しっぽ振ってるけど犬と同じなの?」「しっぽで感情読み取れるの?」
こういった疑問にお答えします。
1.猫のしっぽってどうなってるの?
猫のしっぽで第一どういう役割を持っているんだろ?そう思ったことってありませんか?
・感情表現
一般的に知られている猫のしっぽの役割は感情表現です。
猫は犬などの他の動物と一緒で感情表現をしっぽで表します。しかし、動物によって表現の仕方が変わります。
例えば、犬なら大きく左右にしっぽを振れば喜んでいますが、猫の場合は機嫌が悪い時に大きく左右に振ります。
なので、しっぽの動きをよく知っておかないと嫌われちゃう可能性があるので注意してください!
逆にそれさえ理解してしまえば猫から寄ってくるようになってくれます。
・バランス感覚
猫のしっぽは体のバランスを保つためにも使われています。
柵の上や足場の悪いところを難なく歩いている猫を見かけたことがあると思います。驚くほど微動だにしないバランス力には驚きますよね。
その理由がしっぽなのです。
しっぽを左右に動かすことで体のバランスを難なく細い足場でも歩いて行っちゃうのです。
・着地の際のプロペラ
猫はいろんなところに上りますよね?
そこから降りる場合はしっぽをプロペラみたいにくるくる回してちゃくちします。しかし、それが見れるのはかなり高いところから降りる場合に限ります。
・防寒対策
種類や個体にもよりますが、防寒に使う場合もあります。
寝るときに顔が寒いのでしっぽを前に持ってきて顔をうずめて防寒を摂ることがあります。
猫を飼っている方なら一度は見たことのある光景だと思います。
2.しっぽの形の種類
猫のしっぽにも様々な種類があるって知っていましたか?長かったり短かったり、細い、太いと様々です。また、それぞれに名称もあります。
種類
・フルテイル
まっすぐ長いしっぽのこと。一般的な猫がこの種類になります。
・フラットトゥバックテイル
これは、根元から折れ曲がり背中に沿えるようになっているしっぽです。
・エアリアルカールドテイル
長いしっぽがカールしてる状態のしっぽです。
・フランクカールドテイル
カールしたしっぽが脇腹に沿っているしっぽです。英語でフランクは「脇腹」という意味があります。
・コークスクリューテイル
これは、豚のしっぽのようしっぽがカールしている状態のです。なのでピッグテールとも呼ばれています。
・キングドテイル
しっぽの先端が曲がったタイプになります。
・ボブテイル
短いしっぽの猫をボブテイルと呼び、直径約6~7センチとされています。
・ランピーマンクス
マンクスとはしっぽが極端に短い猫で、その中でもほぼ完全にしっぽがない猫をランピーと呼びます。
3.しっぽの動きで感情を読み取ってみよう
猫は普段の感情をしっぽで表します。なので、その動きをしっかり覚えれば今よりもっと中を深めることができます。
しっぽの動き
・しっぽを立てて寄ってくる
猫がしっぽをピンとたてて寄ってくるときは、かまってほしいや遊んでほしいと甘えてくるときのしぐさです。また、ご飯が欲しい時にも同じしっぽで体にこする寄ってきます。
・しっぽを大きく振る
しっぽを左右に大きく振っているときは、イライラしているときのしぐさです。犬の場合は喜んでいるときとる行動ですが、猫は逆に不機嫌な時です。顔も険しく緊張したこわばった顔になります。なので、その時はあまりかまわないことをお勧めします。
・しっぽをダランと下げる
叱られたり怖い思いをしたときにしっぽを下にダランと下げます。体調不良で期限がすぐれないときにもするので注意しましょう。
・しっぽが膨らむ
しっぽが逆立てて大きく膨らんだら、怒ってる時や攻撃態勢に入った時なので触れようとするとひっかいたりかみついたりするので注意。そういう場合は、猫が落ち着くまで放っておきましょう。
しっぽをピクリと動かす
寝ているときやくつろいでいるときに名前を呼ぶとしっぽやしっぽの先だけ動かす場合がありますが、動きたくないけどとりあえず返事しておこうという意図があります。なので、そういう場合はそのまま寝かせといてあげましょう。
・抱っこしてるときにしっぽをおなかに着ける/早く動かす
抱っこされているときにしっぽをおなかにピタッとつけているときは小和賀ているときのしぐさです。逆にぶらんとたらしているときは落ち着いています。
また、しっぽを大きくパシパシ振っているときは怒っている証拠なのですぐに卸してあげましょう。
まとめ
今回は猫のしっぽの役割や種類、感情の読み取り方を解説してきました。
猫のしっぽは種類や遺伝で大きく変わります。また、種類も豊富なので自分の好みのしっぽの子を選んでみてください。
猫の感情を表す大事な役割はしっぽです。なので、猫が今どういう気持ちかしっぽをよく観察することで分かってきます。
そうすれば猫とも今以上に仲良くなることができるし、猫自身自分の気持ちを分かってもらうことで今以上に住みやすくなるでしょう。
なので、これを機会にしっぽの動きをよく観察してみることをお勧めします。
では今回はこの辺で。
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