「マンチカンってどういう猫?」「値段ってどのくらいするの?」「飼うのっての大変?」
こんな疑問にお答えします。
- マンチカンとは
- マンチカンの特徴
- マンチカンの価格
- マンチカンの飼い方
今回はこの4つを解説してきます。
1.マンチカンとは
歴史
マンチカンは、1983年にトレーラーの下にいた「ブラックベリー」と呼ばれる猫から始まりました。ブラックベリーには子供がおりその子供の半分が短足でした。
そのうちの一匹であるオスの「トゥールーズ」となずけられた猫をもとに育種が始まったのです。当初の交配相手は短足猫以外の猫たちが使われ、近親交配による将来の遺伝子疾患のリスクを減らすため、異種交配が行われました。
それから足の短い猫は「オズの魔法使い」に登場する名前から、マンチカンという名前を付けられたとされています。
ちなみに名前の由来になったものはそこに登場する小人国およびその住人の名で、英語の「マンチキン」に由来されているとされています。意味は「小さな、むしゃむしゃ食べる者」という意味があります。
2.マンチカンの特徴
特徴
マンチカンの特徴といえば、「短い脚」ですよね。犬で言うとダックスよコーギーといったタイプです。この短い脚が人気の原因ともいえるでしょう。
しかし、生まれてくるマンチカンの子猫がみんな短足なわけではないんです!
なんと、短い脚のマンチカンは約全体の30%だとされています。なので、それ以外のマンチカンの子猫は普通の猫同様で長足や中足といったものが多くなっています。
そのため、マンチカンの足の長さで順番があり長い順からスタンダード→スーパーショート→ラグハガーとなっています。
顔は三角タイプで、体型は筋肉質なセミフォーリンタイプとなっています。
基本情報
原産国 | アメリカ |
性格 | 穏やかでおとなしい、マイペース |
体重 | 3~4kg |
毛の長さ | 短毛・長毛 |
毛の色 | ホワイト・ブラウンなど多色 |
目の色 | ブラック・ゴールドなど多色 |
運動量 | 普通 |
性格
マンチカンの性格は、穏やかでマイペースなののが特徴です。また、とても社交的で人懐っこい性格でもあります。なので、初めての相手や先住猫がいたとしてもうまく接することができるでしょう。
好奇心旺盛な一面も持っているのでおもちゃなっかで遊んであげると飛びついてきて遊んでくれます。
体重
TICA(猫の血統登録機関)によれば、大体3~4kgぐらいだとされており、一般的な猫より小さいかそれと同じくらいだとされています。
被毛
マンチカンは毛の長さや色、柄は様々存在します。なぜなら、品種改良時に異種交配を中心にやってきたためだとされています。
マンチカンの色だけでも、単色(ソリッド)・しま模様(クラシックタビー・マッカレルタビー)・ブチ模様(2色、3色)と様々な種類が存在しています。
長さも長毛種と短毛種があります。しかし、毛の長さや色柄が異なっても性格に大きな違いは出ません。
かかりやすい病気
肥満
マンチカンは、足が短いため足への負担が大きくなってしまいます。なので、日々の食事生活と運動をしっかりして上げる必要があります。
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の隙間ににある椎間板が変形して飛び出したり、背骨近くの神経に当たることで脊髄を圧迫してしまう病気です。
ほおっておくとすると歩行困難になってしまうので、足を引きずったり運動をしなくなったといった症状がでた場合は一刻も早く病院に連れていくようにしてください。
外耳炎
外耳炎とは、細菌や真菌、外傷、寄生虫、アレルギーなどが原因で発症してしてしまう病気です。これはかゆみや痛みを気にしてかき壊して炎症になり、黒褐色の耳垢が溜まってしまうことからなります。
なので、耳の中に黒い耳垢が普段から多く見える場合は一刻も早く病院に行ってください
毛球症(もうきゅうしょう)
マンチカンの長毛種に多く見られる病気です。
これは、毛づくろいでなめとった毛が腸や胃なんかの消化器官で塊になってしまう病気です。「吐き気」「下痢」「嘔吐」「食欲がない」といった症状が出た場合は一刻も早く病院に連れて行ってください。最悪開閉手術になってしまう恐れがあります。
3.マンチカンの価格
価格
マンチカンの主な価格は、
15~40万円とされています。
しかし、マンチカンの値段は足の短さや毛並み、色、柄なんかで大きく変動します。ラグハガーに近づくほどに値段が上がってきます。
どこで買えばいいの?
主な購入場所としては、ペットショップやブリーダーがいいでしょう。
ペットショップは、身近で実際にみてきめることができます。しかし、多種多様なため、マンチカンだけとなると数は少ないです。
ブリーダーは、マンチカンだけを扱っているので様々なマンチカンを見ることができます。また、足の短い個体や毛並みが整った猫がたくさんいます。
しかし、ネットや現地に行かないといけないので少し大変です。
4.マンチカンの飼い方
しつけ
マンチカンは、とても賢い方なのでトイレやゴハンは小さい時にしっかりしつけておけばすぐにでも覚えてくれます。
なので、初めて飼う初心者にはとてもお勧めです。
ブラッシング
マンチカンは、一年中抜け毛が多く夏が一番のピークです。なので、毎日のブラッシングは欠かせません。でないと家中が毛だらけになってしまう恐れがあります。
特に長毛種は、最低でも1回はしてあげるといいでしょう。理想はお昼に一回、夜に一回ができれば家中が毛だらけになることはないでしょう。
遊び
マンチカンは、とても好奇心旺盛でよく走り回ったりもします。なので、飼うにあたってそれなりのスペースが必要になってきます。
また、肥満になると短い脚のマンチカンには負担が多くなってしまうでよくおもちゃで遊んであげましょう。
キャットタワーがあると遊んであげれないときの運動補助になってくれるので用意しておくといいですね。ただ、一般の猫に比べると跳躍力が低いためタワーをひくめにせっちしてあげると不便なく使えると思います。
まとめ
今回はマンチカンの特徴を解説してきました。
マンチカンのがどのようにして生まれたか、マンチカンがどのような猫なのかが知っていただけたら幸いです。
また、マンチカンを飼うにあたって気を付けなければいけない点も様々あります。なので、これからマンチカンを飼おうと思っている人は良く検討してみてください。
それでは今回はこの辺で。
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