猫の餌っていっぱい種類があって何を選べばいいのかわからない。選ぶべきポイントを知りたい。あと、毎日の与える餌の量を知っておきたいな
こういった疑問にお答えします。
本記事では、猫の餌の選び方と正しい食事の量・回数をかいせつしていきます。
猫の餌にも様々な種類が存在しています。そのせいで、何を選んでいいかわからないという人が多くいると思います。
猫の餌を選ぶポイントは、猫種や年齢、ライフステージといったもので別れているのでしっかり覚えていきましょう。
間違った餌を与えていると栄養不足や栄養過多で肥満になってしまうので十分注意する必要があります。
また、1日に与える餌の回数も一緒に解説していきます。
それでは本部に参りましょう🐈
1.猫の餌の選び方
猫用の餌ってたくさんあって選ぶのが大変ですよね?
そこで猫の餌にはどんなものがあるのか解説していきます。
・ドライフード
一般的に言われるキャットフードというのがこの「ドライフード」です。
保存性が高い
ドライフードとは、水分量が10%以下のものをいい、保存性にたけていて開封後は約1か月で食べきるとよいでしょう。
保存方法としては湿気の多いところに置かない、酸化しないように空気が入らないようしっかり封をするか真空パックに入れるといいです。
総合栄養食
ドライフードの特徴は、総合栄養食が多いことです。総合栄養食とは、1日に猫が摂取すべき栄養を十分に取れるキャットフードのことを言います。
これを毎日適量与えれば問題なく栄養を取ることができます。
安価
ドライフードは1食あたりとても安価です。なので食事を与えるときドライフードを中心にしウェットフードと併用して与えるのもいいでしょう。
ドライフードの値段はものによりますが1か月あたり約3000円前後で販売されています。
注意点
ドライフードを与えるとき注意しなければいけない点は、水分量が少ないため水も常に食事の際ようしなければなりません。
喉を詰まらせてしまうことがあるので注意しましょう。
・ウェットフード
「ウェットフード」は水分量が75%の缶詰タイプです。有名なので言うとチュールなんかがそうです。
種類が豊富
ウェットフードには、肉や魚といった様々な種類があり不足している栄養素にピンポイントで補給できます。
また、食欲がなくドライフードを食べれない猫なんかにも水分量が多いため食べやすくなっています。
一食使い切り
ウェットフードの魅力は、一食使い切りなとこです。ふとした時に簡単に上げられるので時間や手間をかけずに上げることができます。
ドライフードと併用できる
ウェットフードは、ドライフードと併用して上げることもできます。ドライフードは水分量が少なく食べずらい猫もいるのでそんな時水分量が多いウェットフードと併用して上げると食べやすいかもしれません。
注意
注意しなければいけないところは、ウェットフードの上げすぎは肥満につながるため気を付けなければいけません。
ドライフードに比べカロリーが高めなので適度に上げるといいでしょう。
以上2種類が猫用の餌になります。ここにおやつなども加わってきますが主食としてはこの2種類をあげるといいでしょう。
2.猫にとって重要な栄養素は?
猫は肉食動物で、雑食動物の人間とは違います。なので、人間が食べるようなものを猫にあげてはいけません。
なので、猫が必要とする栄養素をしっかり知って適切なものを与えなければなりません。
猫にとって重要な栄養素は、
- タンパク質
- ビタミン
- 脂質
- ミネラル
となっています。
特に猫は人の約2倍のタンパク質が必要とされており、高タンパク、低炭水化物の食事が一般的です。
しかし、過剰にタンパク質を摂りすぎると脂肪としてため込んでしまうので、摂りすぎも注意しましょう。
じゃあ何をあげればいい?
上記で話したと通り、「総合栄養食」と書いてあるキャットフードを与えてあげましょう。
総合栄養食は、猫に必要な栄養素を多く含んで作られたキャットフードになっているので、主食として与えれば問題ないでしょう。
3.年齢別の食事
年齢によって上げる食事は違うの?
年齢によって上げるものは違います。市販に売っているキャットフードも年齢別で売られているのが一般的です。
なので、自分が飼っている年齢に合わせたキャットフードを与えましょう。
生後4週間
母猫の母乳または市販で売っている猫用ミルクを上げましょう。まだ固形のものは食べることができないので注意。
生後5週間~2か月
ミルクと離乳食を併用していきましょう。徐々に離乳食を多くしていくのがポイントです。離乳食は専用の缶詰か子猫用の餌をふやかして与えるとよい。
2か月~3か月
離乳食の次は高カロリーの子猫用フードを与えましょう。成長期なので丈夫な体を作るのが重要です。
8か月~7歳
約1歳で成人用のキャットフードに切り替えても大丈夫です。パッケージの裏に詳細が書いてあるので自分の猫に合ったものを選んであげましょう。
7歳以上
低カロリーのシニア用フードに変えてあげましょう。ビタミンが多く含まれていて老化防止になっています。
以上が年齢別の紹介です。
キャットフードは成長段階に合わせて栄養素やカロリーが違ってくるので、年齢に合った食事をちゃんと与えましょう。肥満や病気を防ぐことにもつながります。
4.1日の食事の量と回数
猫に毎日上げているゴハンの量や回数を人間と同じにしていませんか?
1日に上げる回数は、年齢によって変化します。なので、適切な回数を与えないと体調を崩したり、肥満になってしまうことがあるので注意しましょう。
適切な回数と量
生後3か月まで | 3~4回 |
生後4か月~1歳 | 2~3回 |
1~7歳 | 1~2回 |
7歳以上 | 2~3回 |
年齢別の回数はこんな感じになっています。
量は、市販のキャットフードに適切な量が記載されているのでそれを目安に上げると一番いいですよ。回数なんかも記載されているので参考にしてください。
また、食事をあげるタイミングは大体決めておくと猫も安心して食事することができます。なので、2回なら朝と夜の8時からなど決めておくといいですよ。
補足
補足としてですが、食事をするときは水も一緒に出してあげるといいです。ドライフードを主食にしている場合は、のどが渇きやすいので一緒にしてください。
また、年齢が上がっていくごとに肝臓や尿路系の疾患が多くなるといわれています。なので、予防のためにも水をたくさん飲むことが大切です。
食器の隣だけでなく、複数の場所に用意しておくのもいいですね。しかし、こまめに交換して上げなくてはいけないので注意。
まとめ
今回は、猫の食事の解説をしてきました。
まず、猫の餌の種類とその特徴。ドライフードとウェットフードを併用して必要栄養素をちゃんととれるようにしてください。
次に、年齢別の食事と回数。年齢によって大きく異なってくるのでちゃんと理解したから購入するようにしましょう。
他にも気を付ける点を抑えて猫の健康をちゃんと管理して上げましょう。
それでは今回はこの辺で。
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