犬にご飯を与えるとき落ち着きがないし、ご飯の時間になるとずっと吠えるんだよね…。待ていっても聞かないし、どうやってしつけをすればいいんだろう。
こういった疑問にお答えします。
本記事では、犬の食事の時のしつけ方を解説していきます。
犬にご飯を与えるとき落ち着きがなく、すぐに吠えてくることってないですか?ご飯を与えるとき待てと指示しても待てないなんてこともあると思います。
これは、犬に自制心がないため一目散にご飯に行ってしまいます。そのため、飼い主は犬の自制心を持たせてあげることから始めなければいけません。
まず、犬主体で動いてる飼い主さんも多いかと思います。吠えたら餌をあげ、待たせることなく餌を上げる。
こういったことをしていると犬は自分主体で動いてくれると思ってっしまうので、犬に自分がリーダーだと思わせる必要があります。
こういったことを踏まえて解説していくので、今犬を飼っていて困っている人やこれから犬を飼うという人の参考にしてもらえたらと思います。
それでは本文に行きましょう🐶
犬の食事のしつけは重要か
しつけの重要性
犬の食事のしつけは、主に「待て」や犬に「自制心」を持たせることです。
しつけをしていない犬は、盗み食いや誤食事故を起こしてしまう恐れがあります。
例えば、飼い主のいないときに自制心がないため自分がおなかがすいたときに飼ってに餌をあさって食べてしまったり、テーブルのものを勝手に取って食べたり、ごみをあさって残り物を食べたりということがあります。
犬にとって害になってしまうもの口にしたとき「急性中毒(チョコなど)」や「急性貧血(玉ねぎなど)」といった命にかかわる危険になってしまいます。
また、犬が「食糞(自分の糞を食べてしまう)」という癖を持っている場合、自分の糞食べてしまう可能性があります。
これらのことからしつけをしないと飼い主や犬自身にも悪影響を及ぼしてしまうので、早い段階から食事のしつけをしておかなければいけません。
具体的にしつけは何をすればいいの?
犬の食事のしつけの重要性は分かったけど、実際にどんなことをしつけをすればいいの?
犬にはまず自制心を持たせることが重要になってきます。
自分のコントロールができれば、「これはしてよくてこれはだめ」という判断もしっかりつけてくれます。
しかし、犬だけでできないのでしっかり飼い主がリードして上げる必要がります。そして犬に何がダメで、何がいいのかをしっかり教えてあげましょう。
そのためにはまず自分が犬の飼い主(リーダー)であることをしっかり理解させてあげなければいけません。
犬は上下関係の激しい生き物なので自分より下だと思っているものの言うこてゃ聞いてくれません。なので、自分がリーダーだと理解させる必要があります。
実際にどうしたらいいかは「犬のしつけの仕方ってどうしたらいいの?正しいしつけ方を解説 」で解説しています。
それでは実際にしつけ方を解説していきます。
食事のしつけ方の手順
しつけの前に用意するもの
しつけをする前に用意しておくと便利で効率的にしつけをできるものが以下のものになります。
- おやつ
- 首輪
- リード
これらをよういしておくと便利です。
おやつやリード、首輪はいつもつかっているものを使ってもらって構いません。もし持っていない場合は用意しましょう。
しつけの手順
1.餌への突進を防ぐ
犬は餌を前にされると一目散に食らいつきます。その行為をまずやめさせる必要があります。
まず、いつも散歩するように首輪にリードを付けた状態にします。
そして、いつも使っている餌の器に一粒のおやつを入れて犬の前に置きます。そうすると犬は一目散に向かっていくので、リードを引っ張り始めたらぎゅっと抑えましょう。
この時、大きな声でしかりリードを強く引っ張らないでください。
引っ張るのではなく抑えるイメージでリードをひいてください。
2.アイコンタクトを取らせる
犬が静止できるようになったら、犬にアイコンタクトを取らせましょう。
餌の前でリードをひき、落ち着いたらお座りをさせその場で「待て!」と指示します。そして、待てができたら一杯ほめてあげてご褒美におやつを上げましょう。
そして、「待て」がしっかり身に付いたら、実際にアイコンタクトを取らせます。
犬は「おうかがい」という習性をもっており、これは自分には解決できない問題に直面した時ほかの人にどうにかしてほしい時に視線を向けてきます。
その行動をとるとき犬とアイコンタクトをかわし、自分に常に目線を向けさせるようにします。
3.待ての解除
しっかり、自分の方に目線を向けるようになったら「よし!」の合図で皿の中の餌を与えてあげましょう。
これらを一通りできたら最後にいっぱいほめておやつも上げると犬の向上心にもつながるのでしっかり褒めてあげましょう。
「待て!」の合図から「よし!」までの間の時間は、最初は3秒くらいから始めましょう。そこから1日1秒のペースでやってあげると犬も負担なくできると思います。
これを一通りできるまで何度も繰り返してあげましょう。1日10分程度の訓令を何度も繰り返すことでしっかり覚えてくれます。
4.ノーリードで実践
リードありの状態で問題なくできるようになったら、今度はノーリードで実践に近い状態でやってあげましょう。
お皿の中におやつを入れたものをノーリードの犬の前に用意します。
犬が上記のしつけを守っていれば飼い主にアイコンタクトを取ってくるはずです。そしたら「待て!」と合図を出し10秒前後待たせた後に「よし!」の合図でご飯を上ましょう。そのあとはいっぱいほめてあげましょう。
しかし、犬がノーロードの状態では言うことを聞かなかった場合は、すぐさまお皿を取り上げて別室に連れていきましょう。
犬に勝手なことをしたら餌を取り上げられるということを覚えさせます。
5分くらい時間を置いてから、再び訓練を開始してください。
しかし、また指示に従わず勝手な行動をしたら、エサを取り上げ別室に連れていきましょう。10回繰り返してもダメなようだったらまたリードをつけてやってみてください。
個体差によってできは違ってくるので根気強く接して上げましょう。
他の食事の悩み
しつけはできるようになったけど、他にも食事の時に困ったことがあるんだけどどうすればいいの?
犬の食事の悩みで多いものをピックアップして解説していきます。
ご飯の時間に吠える
ご飯を決まった時間に上げていると、犬は時間を覚えて餌をくれとずっと吠え続けてしまう。手が離せないときにずっと吠えられては困りますよね。
原因
主な原因は下記の通りです。
- 吠えればくれると思われている
- 同じ時間に上げている
- 犬を主体に動いている
これらのことがあげられます。
いつも同じ時間に上げると、その時間に吠えればご飯がもらえると思って吠え続けてしまいます。犬が吠えてと同時に上げてしまうと自分主体に動いてくれると思ってしまうのです。
対策
主な対策は下記の通りです。
- 吠えても無視する
- 時間をばらつかせる
- 飼い主(リーダー)主体にする
これらがあげられます。
まず、エサの時間を犬に覚えさせないために時間をばらつかせ飼い主の上げたいときに上げるようにしましょう。
また、ご飯をくれと吠えても無視することが重要です。いくら吠えても何にも怒らないということを理解させる必要があります。
何をするにも、飼い主主体に動く必よ用があります。それにより犬の」無駄吠えを防ぐことができます。
他にも無駄吠えで悩んでいることがあるという人は「犬の無駄吠えのしつけ方は?4つの吠え方の聞き分けよう! 」で紹介しています。
お皿をひっくり返してしまう
お皿に入れたご飯をすぐにひっくり返してしまい、部屋中汚してしまう犬で悩んでいる人が多いと思います。
ご飯のたびに掃除するのは面倒ですよね。
原因
お皿をひっくり返してしまう原因は下記の通りです。
- 複数の粒が入っている餌
- 過去に薬を混ぜていた
- お皿が軽い
などがあげられます。
犬が餌をひっくり返してしまうのは、自分の好きなものを選別するため、見分けるためにひっくり返すことが多いようです。
何種類も粒が入っているものや薬を混ぜてご飯を上げるなどをしていると、自分が好きなもの、薬が入ってないとこを探して食べるため必然と探るようになりこぼしてしまいます。
また、軽いお皿だと食べずらいため、床にばらまいて安定して食べたいということもあります。
対策
主な対策は下記のとおりです。
- ドックフードを見直す
- 餌をふやかす
- お皿を飼える
などがあげられます。
今使っている餌で困っているなら餌自体変えてみることをお勧めします。何種類も入っているものでなく、単種のものを選んであげましょう。栄養バランスが気になるのであれば違う種類の餌を分けてあげてもいいでしょう。
また、器をひっくり返してしまう場合は重めでひっくり返しにくお皿を選んで上げましょう。犬も安定して食べれるためこぼすことも少なくなると思います。
まとめ
今回は犬の食事のしつけ方について解説してきました。
犬の食事のしつけをすることによって、犬自身の自制心与やしない、飼い主との主従関係もしっかりさせることができるため犬の誤った行動をただすことができます。
しつけをする際には犬をしっかりリードすることが重要です。最初はリードを使って基本を叩き込んでから、ノーリードで基本で学んだことを実践してみましょう。
しつけをする際は必ず、たくさん褒めてあげましょう。その時に一緒におやつなんかも上げると犬の向上心にもつながりより効率的にしつけを行うことができます。
犬ののしつけには、根気強さが重要です。犬を信じて根気強く接して上げましょう。犬もきっと答えてくれます。
それでは今回はこの辺で。
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