猫の爪とぎをしつける方法と5つの対策ポイントを解説

猫の飼い方
女性
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うちの猫所かまわず爪とぎをして家中がボロボロ。。どうにかして辞めさせたいけどどうやってしつけをすればいいかわからない。詳しいしつけ方とか対策とかを知りたい!

こういった疑問にお答えします。

本記事では、猫の爪とぎをしつける方法とそのための対策などを解説していきます。

猫を飼っている家庭なら必ずある「爪とぎ」の悩み。家のいたるところで好き放題やられるととても困りますよね。

しかし、そんな迷惑な爪とぎですが猫には爪とぎをしなければいけないちゃんとした理由があります。爪とぎは猫にとって大切な習慣や習性といっても間違いありません。

なので、爪とぎをやめさせることはできませんがしつけることは可能です。しつけるためにも、爪とぎの理由や対策、正しいしつけ方を知っておく必要があります。

この記事を読むと、そんな爪とぎをする理由やそれを正しいしつけ方、その対策を詳しく知ることができます。今猫が家中で爪とぎをして困っているという人に参考になります。

それでは本文に参りましょう🐈

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猫が爪とぎをする理由

猫の爪とぎにも習慣や習性のような理由があるため、家中で爪とぎをしてしまうのです。なので、しつけをする前にそんな爪とぎの理由をしっかり把握しておきましょう。そのことに追って効率的にしつけもできるようになります。

どんな時に爪とぎをするの

猫が爪とぎをする時は下記の時になります。

  • 古くなった爪の外層を取り除くため
  • 爪を後をつけることでマーキングする
  • 喧嘩の時の整備
  • ストレスなどによる転移行動。
  • 天敵から逃げる際に木などに登りやすくするため
  • 飼い主の関心を求めるため

こういったことがあげられます。

猫の爪とぎは生まれつきの習性や衝動で行うものと、後天的に学習したことによって動機で行う2種類があります。また、爪とぎはトイレやゴハンを食べることと同じように生理的なものです。そのため猫が普段行う爪とぎをやめさせることは不可能です。

ただ、上記でも述べた通りその習性を理解したうえでしつけをすることは可能です。なので、リストの中からいくつかピックアップして説明していきます。

古くなった外層を取り除くため

猫の爪は外側と内側の二層構造になっており、内側のクイックと呼ばれる部分には血管と神経が通っています。そして外側に爪が形成されており、爪が月日が経つにつれ劣化していくため、その爪を常に新しいものにするために爪とぎをするというのが最大の理由です。

マーキング

猫が爪とぎをする大きな理由としてあげられる2つ目はマーキングです。

これは、猫が自分のテリトリーをほかの猫や動物に知らせるための猫本来の習性です。爪で家具や壁に傷をつけ、肉球に存在する「臭腺(きゅうせん)」から発せられる自分のにおいをこすりつけることで自分のテリトリー(縄張り)だということを主張するのです。

ストレス

上記のことは生まれ持っての習性や衝動のものですが、後天的なものでストレスによって爪とぎをするようになるということもあります。

これは、飼い主にかまってもらえないということ、運動不足や空腹といったことから人にもある八つ当たりと同じもので爪とぎをしてしまいます。

なので、猫のストレスをためないためにも運動やしっかりした食事を毎日上げるように心がけてあげる必要がります。

ポイント猫
ポイント猫

爪とぎには上記の理由があるためやめさせるのは不可能です。ただ、そこで必要になってくるのがしつけです。上記のことと下記のことを理解すれば効率的にしつけができるようになります。

爪とぎを防止する対策方法

猫の爪とぎは基本的に習性や本能的に行なってしまうことが多いため、やめさせることは不可能といいました。しかし、それを防止するための方法はいくつかあります。しつけをする際に実際に試みてもいいかもしれません。

よい対策

  • 保護シートを壁に貼る
  • 爪とぎや障害物でガードする
  • 爪とぎを始めたら爪とぎ器に誘導する
  • 爪とぎ器を新しいものに交換する
  • こまめに爪切りをする

保護シートを壁に貼る

猫が普段壁で爪とぎをするのなら、壁に貼る爪とぎ防止用のシートが市販などでも販売しています。室内の美観を損ねたくないという人にお勧めできます。また、透明なものが多いため大して目立ったりということもないので安心できます。

爪とぎや障害物でガードする

壁などのほかに柱やソファー、ベットなどで爪とぎをする猫もいますよね。柱やソファーといったものには、爪とぎを立てかけたり布の爪とぎ器をかけてカバーするなどといった対策ができます。また、近づいてほしくない家具などの前に柵などの障害物を置いて近づけないようにしましょう。

爪とぎを始めたら爪とぎ器に誘導する

猫が壁や家具で爪とぎを始めたら、もともとある爪とぎ器を猫の前に即座に持っていき「こっちのほうがいいな!」と思わせることが重要です。どうしても持って行ってもやってくれないという場合はほかの素材の爪とぎ器などに変えて何度も挑戦しましょう。

猫にとって爪とぎは「自己報酬行動」というもので、爪とぎをすること自体が自分にとってメリットあるものなので常にご褒美をもらっているものと同じです。それに加え、おやつなどのご褒美をプラスでもらうことができればより爪とぎをするようになるので爪とぎ器で爪とぎを始めたら一緒におやつなどを上げれば効率的にしつけをできるようになります。

ポイント猫
ポイント猫

おやつを上げるポイントは爪とぎ器で爪とぎをした直後がベスト!また、おやつを上げたときにめいっぱいほめてあげるとより効果的!!

爪とぎ器を新しいものに交換する

猫は爪とぎをしてより気持ちい場所を探します。そのため、爪とぎ器をボロボロの状態にしておくと猫はより気持ちい場所を探しに壁や家具でやってしまいます。なので、爪とぎ器はこまめに交換して最高の状態にしておく必要があります。

こまめに爪切りをする

猫の爪を鋭利なままにしておくと家具や壁に深い傷をつけてしまうのに加え、爪とぎ器がすぐ劣化してしまいます。また、万が一人をひっかいてしまった場合大きなけがにつながりかねません。そのため、猫の爪が伸びたら定期的に切ってあげる必要があります。

リスクのある対策

  • 爪キャップで爪とぎを防ぐ
  • 忌避剤を塗って防止する

爪キャップで爪とぎを防ぐ

猫の爪とぎをどうしてもやめさせたいというときは「爪キャップ」というものをつけると必然的に爪とぎを抑えることができます。爪キャップは、猫の爪にプラスチック製のキャップ(カバー)をするもので、月1回の交換が必要になってきます。

ただ、猫は思う存分爪とぎをできなくなるので逆にストレスをためてしまう可能性があります。また、手をあまり触れられるのが嫌な子にはあまり適してはいません。なので、爪切りをやってあげた方がいいかもしれません。

 

ポイント猫
ポイント猫

爪とぎをできないとストレスになってしまうので使う際には注意が必要。また、爪とぎをすることで爪を丸くする効果があるのでそれがなくなると肉球にどびきった鋭利な爪が刺さて怪我をしてしまいます。

忌避剤を塗って防止する

忌避剤とは、猫が嫌がる匂いや味を塗り付けるもので爪とぎをしてほしくない壁や家具に着けておくと猫が嫌がって近づかないので爪とぎをされる心配はありません。

ただ、これも猫に嫌な気持ちにしてしまうのでストレスレベルを上げて今します。なので、使用ウする際にはよく考えてく使用してください。

爪とぎ器の種類と素材

猫の爪とぎを防止するためにも猫が爪とぎをしたがるものを選んであげる必要があります。ただ、爪とぎ器にも様々な種類と素材があります。なので、爪とぎ器にはどんな種類があるのか紹介していきます。

爪とぎ器の種類

爪とぎ器の主な種類は下記の通りです。

  • ポールタイプ
  • ソファー・ベットタイプ
  • マット・シートタイプ
  • 壁固定タイプ
  • ハウス仕様の爪とぎ器

爪とぎ器にも多くの種類があり、猫によって好みが大きく変わってきます。なので、いろんな種類を試してみて、自分の猫に一番合ったものを選んであげましょう。

もっと詳しいことは下記で紹介します↓↓

爪とぎ器の素材

爪とぎ器の素材は以下のものになります。

  • 段ボール・紙タイプ
  • 綿・綿縄タイプ
  • 木材タイプ
  • 麻布・麻縄タイプ

爪とぎ器によって素材も変わってくるので、選ぶときに素材も小沢って選んであげるとより猫も使いやすいものになり、壁や家具に爪をひっかけるということが少なくなるので様々なパターンのものを選んであげましょう。

ポイント猫
ポイント猫

爪とぎ器の種類と素材だけでも何通りもあるので選ぶの大変かもしれませんが、今後猫に家をひっかかれないためにも猫が喜ぶものを選んであげましょう。

しつけをするための5つのポイント

しつけの難しさ

猫のしつけの仕方は犬とは大きく異なります。犬は、群れで行動していたためリーダーに従って行動しますが、猫はもともと単独だったためすべて自分で判断して行動します。

そのため、猫のしつけをするには行動の一つ一つの理由を知っておく必要があります。なので、猫のしつけは手探りで根気がいるものになります。そのことを踏まえたうえでしつけをしてあげましょう。

①小さいころのしつけ

猫は単独で行動していた動物なので、小さいころは親(飼い主)の行動を見て育ちます。

そのため、小さいころからのしつけが重要になってきます。最初は、飼い主が爪とぎ器の前で爪をカリカリと見本を見せてあげましょう。それを見た子猫が真似をするようになるまで何度も子猫の前でお手本を見せます。

その行動を理解できていない様子なら、優しく猫の前足を持て爪とぎ器に爪をカリカリとさせてあげてください。この2つの繰り返しを何度もすることによって成猫になっても家具や壁に爪をひっかけるということが激減します。

②爪を立てられたくな場所を保護する

猫に爪を立てられたくない場所には、保護シートや柵などを立てて近づけないようにしましょう。

他にも、猫が嫌う柑橘系のにおいの物や爪とぎ防止用のスプレーなどをかけると猫は近づかなくなります。ただ、そういった匂い系の物は猫にストレスを与えてしまうので、使用する差にはよく考えて使ってください。

③壁などをひっかいたらダメとしかる

猫が壁などに爪とぎをしている現場を見かけたら、低い声で短く「ダメ」といってあげましょう。その後、爪とぎ器の前に連れて行ってください。この時に無理やり捕まえたり、追いかけまわすようなことはしないでください。なぜなら、怒られるとわかると隠れた場所で爪とぎをするようになるからです。

また、現行犯でないときは無理に連れ出して、それを見せて怒るのはやめましょう。なぜなら、怒られている理由が猫には理解ができないためです。そんな状態で怒られても猫にストレスを与えてしまうだけになってしまいます。

なので、上記のことを何度か繰り返すようにしましょう。時間はかかりますが効果は抜群にあります。

ポイント猫
ポイント猫

叱るときは大きな声やガミガミ言わないようにしましょう。短く低い声で分かりやすく言うのがポイントです!

④寝床の近くに爪とぎ器を置く

猫は朝起きてすぐ爪とぎをする習性があるので、寝床の近くい爪とぎ器を用意して上げると自分のタイミングですぐ爪を研ぐことができます。

他にも、猫の目につきやすい箇所に何個か置いておくことで壁や家具で爪とぎをする確立が激減します。

⑤猫に合った爪とぎ器を選んであげる

この問題の一番大切なので猫に合った爪とぎ器を用意して上げることです

なぜなら、猫に壁や家具で爪を研ぐより爪とぎ器でやった方がいいと思わせることが一番の対策であり、しつけをするための条件だからです。

なので、しつけをする前に自分の猫がどんな爪とぎ器が一番いいのかをいろいろ試してみてください。数が多く何通りもありますが、その中でこれは間違えないというものを見つけることができれば何よりの対策になります。

猫も爪とぎ器でやりたいと思えば自然と家具や壁に爪を立てることがなくなるので、ぜひいろいろ試してみてください。

まとめ

今回は、猫の爪とぎのしつけ方や対策について解説してきました。

猫が爪とぎをするのは、生まれつきの習性や衝動で行うのと後天的なものからくるものの二種類あります。そのため、爪とぎをやめさせるのは必然的に不可能になってしまいます。

ただ、その習性を知ることで対策やしつけをすることは可能です。

なので、そのための対策としつけを小さいころから今期ずよく繰り返すことにより家中で爪とぎをするということ減らすことができます。

また、一番の近道は自分の猫に合った爪とぎ器を選んであげることです。とはいえ、爪とぎ器の種類はとても多く存在します。種類と素材だけでも何通りも存在します。その中から一つか二つ選ぶの大変かもしれませんが、早い段階で見つけることができればしつけもより効率的にできるようになります。

なので、猫が家中で爪とぎをして困っていると人はこれらのことを実践、行動に移してみてください。

それでは今回はこの辺で。

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